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Lupin the 3rd another story 「未来タクシーでやってきた!?大泥棒と一枚の名画 ~The future`s taxi takes GREAT THIEF and THE GREAT ART~」


  その人は未来からやってきた。

  そして、父の友人だと名乗った。  


  その目的は僕に会うためだったのか。

  それとも若き日のあの人に会うためだったのだろうか……。

  








  過去、現在、未来


  時間は とじているようで 


  実は、


  ひらかれた 環のような ものだ 


  と、その人は言う……


  あの人、本当は もしかしたら…………

  
  いや、それとも、………僕の考えすぎなのかな。   







  人は、ただ、一枚の小さな紙切れにでさえ


  偉大なを 期待してしまうのである




  







  タクシーの目的地は300年前の地球、当時日本と呼ばれていた地。

  彼は未来から来た泥棒。

  目的は失われてしまった、ある文化遺産。

  それは一枚の紙切れ。


  





  当時、画に対する意識は現在ほどではなかったが

  一部の好事家にとってはかけがえのない宝物として

  大切に保管されていることが多かった。

  しかし、警備に使われている検知器は300年後の現在と

  比べれば、全く使い物にならないというほどではないにしろ

  質が悪く、拙者にとってはものの数ではない。


  
  今回の拙者の目的はある一枚の画。それも美人画。

  とびきりの美女と言うわけではないが、その面影はどこかしら

  異国の姫君を想わせる横顔である。





  250年前にその血筋は途絶えてしまったのだが、

  拙者のご先祖様の盟友でもあった

  かのアルセーヌ・ルパンの家系の三代目であるルパン三世が

  恋をしてしまったという日本の姫、

  大塚という名前だったそうだが、彼女を描いたものだといわれている

  その名画はみるものを驚嘆させる。

  
 

  拙者の250年前の祖先。


  かの大泥棒十三代目五ェ門が果たせなかった野望。

  その名画………タイトルはいまだつけられていない……の奪取を

  試みるため、拙者は新素材グングニル鋼と新たな仕掛けを

  たっぷりと仕込んだ真・斬鉄剣を携えて、過去や未来へ行けるという

  近頃評判になりつつある乗り物・未来タクシーで、


  単身過去世界に乗り込むことを決意した。

  









  拙者は、さっそく未来タクシー営業所へ向かった。


  料金は前払いで、少し遠く、キミたちの時代でいうと



  海外旅行のパック料金ほどの、けっこう手軽な値段である。


  
  ウワサの未来タクシーは意外と普通の自動車を



  少し改造しただけのような乗り物だった。


  普通とはいってもキミ達の時代のような旧式のダサいデザインではない。


  2200年代に発明された反重力場発生装置を利用した浮遊式の最新型だ。


  

  身分証明タグを受付のリーダーにかざした後、簡単な説明を受け、


  契約カードに認証コードを入力すると5番の車の利用をするよういわれた。


  なぜか、5番は旧式のデザインでタイヤまでついている。

  
  案内された番号の車に乗り込み運転手兼オペレーターに目的地を告げた。



  「お客さん、我が社が誇る最新鋭の科学力の結晶。


  時間旅行タクシーのご利用、まことに、ありがとございまんにゃゎ。


  して、どないしまひょ?


  じゃなかった、どこへいかはりますか?」


  「約250年前、過去に日本という国のあった地。


  2009年か2010年あたりの東京へ行きたいのだが。」


  「はい、わっかりまーした。ちなみに過去へ遡ってからの


  当時の法律にふれる行為、およびそれに準じる


  モラル違反行為は固く禁じられておりまーす。

  それやらかされたらワイまでお縄頂戴ですねん。

  お客さんいい男やから、そないなことしませんわな。

  多分しないと思うでぇ、しないんとちゃいまっか?

  ま、ちょぃっと覚悟はしておけ、ってなんでやねん!

  っていうか、悪さしたらイカンでぇ。特にストーカーは最悪やでぇ。

  ウチの美人社長はストーカーに悩まされてるらしいでっせぇ。

  コレ、ミニ情報。」 



  「余計な言葉はいらぬ。さっさと過去へ連れて行けば良いのだ。」


  「では、過去へ遡る間、現時間遡行法および、


  当時の法律の簡単なレクチャーを


  自慢の美人コンピューター特別講師のボッコちゃんが


  説明いたしますさかいに。

  
  そこのモニターをよう見ててや。」


  「あい、判り申した。」

  「それでは、ワタクシ、特別講師ボッコによる


  簡単な講義を受けていただきます。

  まず、過去へ行く場合に知っておかなくてはならない…………。」

  
  モニターを見ながら拙者の頭の中をあの今は失われてしまった


  名画の複製の、おなごの物憂げな表情がよぎる。



  やけに無機質な美人コンピューター講師のくだらぬ解説や法律など、


  拙者には無用の長物。


  耳へ入るうちからすぐに忘れていくかのような感じである。
  
  
  「………以上で、現時間遡航法および西暦2009年から


  2010年における日本国の法律および


  それに準じる条例の簡単な説明を終わります。


   それでは、宮崎トラベルの未来タクシーでよい旅を。


   なお、質問がある場合は……」

   「運転手。説明が終わったでござるぞ。やっぱり2009年がいい。

   2010年より前の2009年にしてくれ。」
  


  「お客さん。珍しいなぁ。過去行くのにこんな面白みのない


  時代を選ぶやなんて、なんか目的でもありまんの?」

  「うむ。一枚の紙切れをいただきに参る。」

  「紙切れって、重要書類かなにかでっか?失われた土地の権利書とか?

  それとも失われた技術をしたためた紙とか設計図かなにかでっか?」

  



  「あれは拙者の心をぬすんだのだ…………。


  「へ?(……大丈夫かいな。この客………。

  イマドキ、着流しやし。変な棒っきれ抱えてどこ行く気なんやろ…。

  その格好なら2009年じゃなくて


  1900年より前の時代いかなアカンでぇ)




  ………で、場所はどのあたりでっか?


   その時代やと、やっぱりハリウッドとか


   ニューヨークあたりでっしゃろか?

  


  「トウキョウ、……………TOKIO CITYだ!」


  
  











  2009年某月某日。


  大都会の博物館。

  昼間の混む時間帯なのか、多勢の客が来ていた。

  種種雑多なものが陳列されている。

  その一角にひっそりと飾られている一枚の


  そのの前で一人の男が立ち止まった。


  「今夜、これをいただきにあがるとしますか。」





  一歩後ずさって振り返るとそこには一人の女性が。

  「なんかこの………。あたしに似てる………。」

  「あんれまあ。こんなトコロに大塚ちゃんじゃぁあぁりませんか。」

  「え?なに?なに?こんなところでサイン求められても困るわよ。

  それとも握手?」

  「これは、大仕事前に縁起がいいや。握手とサインお願いします。」

  「ペンと色紙がないから握手だけで許してぇー。」

  「ペンと色紙なら持ってます。ほぃ。」

  「あら?どこから出したのかしら?不思議ぃ~。」

  「ちゃんってサイン書く姿が意外とセクシーぃぃ。ホレちゃいそっ。」

  「はい、サインできたわよ。サル顔のお兄さん。」

  「こんないい男にむかってサル顔とは失礼な。でもかわいいから

  許しちゃう。でへへ。」


 

  そこへ現れた、もうひとりの美女。



  「ちょっと、るぅぱぁん!さっきから見てれば、


  ずいぶんと鼻の下のばして、

  まさか、ちゃんに乗り換える気ぃ?!」



  「だれかと思えばフぅジぃ子ちゃん。ちゃんもいいけど

  俺はフジ子 一筋だってぇの!」

 

 「あら、そぉぉ。ソレならいいわ。アタシの気に入ったこの

  プレゼントしてくれるってゆぅから、ワタシのものになる前にチョット

  観に来たの。で、いつゃるの?」

 

  「やるってなにが?」

 
  「だ・か・らぁ。」



  「それ以上、言わなくてもわかるぜ。今夜決行する!」 








  僕のお父さんは有名な画家だった。

  若い頃は売れなかったから、画家とは別に他の仕事もしていたらしい。

  
  小さい頃、僕はいじめられっこだった。

  お前のお父さんは泥棒だといじめられた。

  
  お母さんは有名な手だったらしい。

  若い頃の声やステージの映像が今も残っている。

  お父さん以外の男の人からもかなりモテタらしい。
  
  お母さんってそんなに美人かなぁ?

  僕がこの質問をしたらお父さんは微笑みながら

  お父さんにとっては世界一の美人だよ。というようなことを言ったのが

  深く記憶に残っている。

  誕生日プレゼントにもらったお母さんの似顔絵。

  お父さんが練習で描いた若い頃のお母さん。

  
  あの人からもらった

  僕の大切な…… 失くしたくない…  




 

  大切な……  た  か  ら  も  の  。

  
 




  


  日本の某所。ある山中の平らな岩の上に座す一人の男。

  小脇に日本刀のような得物を抱えて瞑想しているのか

  はたまた考え事か、目を閉じている。



  「何だか妙な胸騒ぎがする…………。」



  そこへ近づいてくる黒ずくめのスーツに身を固めた男。

  顔の下側はほとんどヒゲにおおわれている。

    
  座っていた方の男は鼻が効くようだ。

  「このタバコと硝煙のにおい……。」



  振り向くこともせずに刀を抱えた男はヒゲの男の名を悟った。


  
  「次元か………。」




  「よぅ。久しぶりだな、五ェ門。


  ルパンがまたひと仕事手伝ってほしいそうだ。」 


  そう言って次元はくわえていたタバコをひとふかしした後、


  地面へ放り投げて足で踏み、火を消した。



 




  彼女はとにかく絵になる女だった。

  いつも鼻を口ずさんでいる。そんなイメージだろうか。

  私の前ではいつも笑っていた……。

  そんな彼女の前でだけ、私は安らかな気持ちでいられたのだ。









  ………………。


  「おぉーい五ェ門、次元。話、ちゃんと聴いてるか?


  いいか、ぬかるんじゃねえぞ。
  
  博物館の警備は厳重だ。


  おまけに、お目当ての獲物は特殊合金製の額縁にしっかり収められて

  あって、しかも壁と切り離せない。

  だ・か・らぁ、建物の外側に向けて

  絵を架けてある壁を斬鉄剣でぶった斬ってそのまま

  壁ごとお持ち帰りって寸法さぁ~。」


  「そんなムチャクチャな作戦でいいのでござるか?

   今回の仕事、拙者は断ると言ったハズだが。

   しかも、へんてこなマシーンをつけているとはいえ、非力な

   次元とルパンでそんな壁を持ち運ぶほどの力が出せるのでござるか?」


  「心配すんなって、五ェ門は、とにかく絵に傷ひとつつけずに

   スパっとやってくれりゃぁ、それでいいんだからぁ。

   くれぐれも、浮き足立たないようにな!」
   









   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・  ・・  ・・  ・ ・・

   ”未来タクシーでやってきた?!!大泥棒と一枚の名画”


  






  

  一枚の日本画の前でせわしなくしている警察官達の姿があった。


  そこにひときわ背の高い男が手に持った一枚のカードを見つめていた。




  <予告状
    
     今夜、貴博物館1階に展示中の絵画1点を

     もらい受ける。           ルパン三世>



  「こんな予告状なんぞよこしよってからに。

  ルパンのやつめ。今度こそお縄頂戴させてやる。」


  「銭形警部。博物館の1階及び2階、3階とも異常ありません。」

  「地下のほうはどうなっとるのかね。」

  「はっ。気付きませんでした。ただちに見回りのものを行かせます。」

  「全く、たるんどる。こんなことではルパンにまた、してやられるゾィ。」
   
  「心配ありませんよ警部、この絵は永久保存されることが決まっているので

   壁に特殊合金の額ぶちをネジとボルトで完全に固定されている上に

   接合部をコンクリートより丈夫な特殊接着剤で固めてあります。

   おまけに絵がくたびれないように特殊素材皮膜の透明フィルターで

   やさしぃぃく、やさしく表面をコーティングしてある非情に絵にやさしい

   保存方法なのでぇあります。」

   「そんなことは聞いておらん。

   そんなことより、ルパンはどぉこぉだぁぁあああぁぁ。」


     
   突然、銭形の目の前の空間が歪むといったらいいのだろうか

   空間がネジレた後にパッと人が現れた。

   「ななな、なんだ貴様はぁ!ルパンの新しい仲間かぁ?!」


   「そういう貴殿こそ何者ぞ。拙者はただ、


   この絵をもらいうけに来たのみ。
     
   拙者は五ェ門。第二十三代目石川五ェ門でござる。」

   

   「ワシはここの警備を担当しとるぜぇにぃがぁただぁ~。

   誰かと思えば五ェ門の仲間か、怪しいヤツめぇ!逮捕するぅ!」

    
    
     
   と、そこへやってきた人影がズバッと壁を一刀両断、

   そしてもう一太刀くわえる。

   壁は大きく2箇所で他の部分と分断された。

   その間の壁面には、そう、あの女性の描かれた絵画があった。

   
   「さあ、ルパン、次元、絵画を運びだすチャンスでござる!」

   ガチャコン、ガチャコン、ガチャコン、ガチャコン、


   ブゥィィィィィィィン。ブッフォオーーーン。


   

   手足を機械の支える腕と脚に乗せたルパンと次元が地下からの

   階段口から、あっという間にたどりつき、ヒョイッと壁を持ち上げる。


   「よぉーし、お宝はいただきだぜぇ!いくぜ次元。」


   「ほいきた、ルパン。」

   「そうはいくか、投げ縄手錠を食らえぇー!」

   むなしく空をきる手錠とそれに結ばれた長いヒモ。あぁヒモと手錠。

   銭形は投げ手錠の名手であったが、ルパンの機敏な動きが

   一枚うわてであった。

   手錠をかわして喜んだルパン。

   そこに一瞬のスキがうまれたのだろうか。


   二十三代目五ェ門と名乗る男が手にしていた棒っきれが

   ブォンッと唸ると

   刀状に変形し、素早く抜き放った一撃が

   ルパンと次元の目の前をかすめる。

 
   びゅば、びゅばっ、がきっ、びしっ。


   その四度の剣戟で特殊鋼材性の額縁をみごとに枠にそって切り抜いた。

    


   ひらひら、 はらはらと 舞う 一枚の紙切れ。

   いや、美女を描いた一枚の名画。


   ソレをみて、息を呑む面々。ルパンとその仲間、警備の警官ら、

   そして未来から来たらしき五ェ門と名乗る男。

     

   一呼吸おいて一枚の絵を奪い合う展開へと突入するのであった。


   まず、絵を手にしたのは反射神経抜群のルパン。

   そこへすかさず銭形のアッパーが決まり、その次の瞬間

   警備の警官A が絵を横取り。

   「やりました!警部!」
     
   一瞬、喜びの表情を浮かべた彼に向かって

   次元のタックルがガッツリ決まった。

   悶絶の表情を浮かべて倒れる警官A


   「ナイスだぁ、次ぃ元ぇぇん。」

   ルパンは素早く態勢を立て直し、絵を奪還。そのまま

   トンズラこいてしまおうとしたのであーる。

     
   「待てぇぇぇい、ルパァァン。今日という今日は

   目にモノ見せてくれるわぁ!」

   「フフフフ、残念だが、とっつぁん。この介助ロボットを改造した

   運動補助型パワードスーツ09号改は逃げ足の速さだけは完璧だぜぇ。」


     
   「待て、ルパンとやら。その絵は拙者がいただきに参ったモノ。

    この真・斬鉄剣のサビになりたくなければ、絵をよこすのだ。」

    と、未来から来た男、五ェ門。

     
   「さっきからのその動き、只者ではないとは思っていたが、

   五ェ門の斬鉄剣並みの切れ味に加えてゲッ〇ーロボみたいに

   変形する武器なんて反則だってば。」


   「その〇ッターロボみたいなドリルにもなるぞぉ。」


   ブォォンッと唸り変形したその姿はまさに

   ゲッタード〇ルではありませんか!嗚呼、男のロマン、ゲッター〇リル!


   しかし、無敵の命中精度を誇るゲッタードリ〇も

   ルパンの超絶的な運動神経には勝てず

   むなしく空振り。

      

   勢い余ったドリルが地面に突きささる。

   そのスキにルパンと次元は五ェ門と絵を回収して

   えっさ、ほいさと
   
   逃げ出したのでした。


   さすがはルパンの介助支援用ロボット試作品を改良した

   パワードスーツの逃げ足や、光の如し。


   とは、いかないまでも弾丸のごとき速さ。

    
   あっというまに夜の闇のなかへまぎれてしまったのでした。


     

   「おのれぇ、ルパンめぇ。


    あの絵は拙者が貰い受けると決めたのでござる。
     
    
    かならず、見つけ出して取り戻してみせるでござる」


    というセリフとともに刀が光り、奇妙な音とともにその場から
      
    男の姿は消えうせていた。


   
    あ然とする銭形と警備の警官たち。

    「ちくしょう、また逃げられた!

    

    まあ、いいか。


    明日は女房とデートの約束してるし、今日はこれで解散!

    この後、予定していたルパン一味の追跡捜査は無し!」




    「おつかれっしたっ!警部。」 
      
    ルパン達を取り逃がしたのに笑顔で敬礼する一同。











    東京郊外の某所、ルパンのアジト。


    少しだけ高級そうなマンションの一室。


    「ふぅじこちゃぁん、フジ子ちゃんの欲しがってた例の美人画。

     予告どおり手に入れてきたぜ。

    「ありがとぉ~。フジコ、うれしい。」

     
    「で、ごほうびのほうは?」
   
    「ごほうびは、また今度!
     
     とりあえず、絵はいただいておくわょ。

     じゃあねぇー、ルパァン、アリガトッ。愛してるわよ。」


    さっさと部屋を出て行くフジ子。

    部屋には五ェ門と次元、そしてルパンの男三人。



    「ちぇっ、金になる仕事だとおもぃやー、またフジ子の差し金か。

     くだらねえ。俺ぁ、帰る。」


    フジ子に続いて部屋を出て行く次元。


    「せっかくフジ子と行こうと思ってたのになぁ。」

   

    とつぶやきつつ、ポケットからチケットを取り出して見せるルパン。

    

    五ェ門のほうをハスに見つめつつ………。

    「よかったらいっしょに行くかぁ?五ェ門よぉ。」

      
  
    チケットには


    ”カップルで過ごす楽しいひととき、大塚愛コンサートツアー2009'”

    ”ペア・チケット”の文字が。

    むむむ。と複雑な表情を浮かべ顔をしかめる五ェ門。










    東京某所のコンサート会場。

    夜のとばりが降りはじめる夕闇のなか

    あちこちから、この日を楽しみにしていたであろう人々の群れ。


    受付わきには

    ”大塚愛コンサート2009'


     ~カップルが愛をはぐくんでらうまコンサート~”

     
     の文字おどる案内盤がかかげられていた。

       
   




   会場にいつもの着流し姿と斬鉄剣を片手にかかえて現れた五ェ門。

   ふとたちどまり、ふところから一枚の紙をとりだしてながめている。



   そこへルパンが遅れて登場。

   「おう、五ェ門。なんだその絵は?

    もしかして ウ・キ・オ・えぇってぇやつかぃ?」

   「いや、発音が少し違うでござる。

   

     う・き・よ・え。



    この前盗んだ絵のようなものを描いてみたくなったのでござる。」

        
   「ちょっと、見せてぇみなよ。………

    おっ、素人にしてはなかなか上手じゃないか。」


   「素人ではないのでござるがな………。」

     
   「えぇぇ。五ェ門って絵なんか描いて人から金とってたのぉ?

   泥棒も意外と儲からねぇからなぁ。

   俺っちもなんか特技を活かした副業でもはじめっかなぁ~。」


   「ところでルパン。このチケットに書かれた。マル”銭”ともうひとつ、

    マル‘藤‘の文字は何でござろうか?」


   「ああ、気にすんな、気にすんな。さあコンサートがはじまるぜ。」

 


  

   コンサート会場の客席。

   ちょうど真ん中あたりのよさげな席にあさめに腰掛けて

   帽子をまぶかにかぶり、眠っているかのような姿勢の黒スーツの男。

   そのペア席から声をかける艶っぽい女の声。

   
   「ほらほら、あなた、はじまるわよ。」

       
   「疲れてるんだ、少し寝かせてくれ、ミツコ。」


   「えー、せっかく愛ちゃんのが聴けるのに。」

   「別れた女房のお前に付き合って



   やってるだけでも感謝してもらいたいもんだがね。」

        
   「いいじゃない、私はまだあなたのことが好きなんだからぁ。

    ねえ、今夜、最後までどおぉ?」


   「かんべんしてくれよぉ。

    やっぱり、あんな紙切れに サインなんか するんじゃなかったぜ!」


   「それって、もちろん、後の紙切れの方よね?!」


   「2枚とも両方だよっ!」


   「そのセリフ、アナタが言うと本気にしか聴こえませんから!」

   「そういう、お前はいつも本気だろぉ~!」



   いつの間にか客席はほぼ満席。



   天井の明かりが消え、コンサートが始まった。



   幕があがりはじめると同時に曲が流れ出す。

   演奏曲はもちろん大塚愛の未来タクシーである。


   なかなかポップなメロディにオシャレな詞。

   「好きな人に未来のタクシーで会いにいきたい。」又は「会いに行く。」

   といった感じの歌である。

   ズンチャ ズンチャ タンタンタラリラ

   会いたいから 会いに行く♪

   会いたいから 会いに行く♪

   というサビの部分を愛ちゃんが歌い上げているさなか。



   突然 愛ちゃんのすぐそばで空間がゆがみだし、不思議な光が


   出たかと思うと、そこには未来から来たあの男。

       

   二十三代目石川五ェ門であった。

       

   突然の見知らぬ男の乱入に驚く愛ちゃんと観客。

       
   未来から来た五ェ門はあの武器、真・斬鉄剣を拡声器に

   変形させて、叫んだ。

      

   「うわははははっ。探したぞルパン!

   のんきにコンサートとは飽きれたでござる!
 
   さあ、あの絵をわたせ!わたすでござる!」

    
   なぜか愛ちゃんを人質にとる未来から来た五ェ門。
       

   最前列で見ていたルパンと五ェ門は異変に気付いた。


   「おい、五ェ門。この前の奴じゃねえか、アレ。」


   「あの者の持つ得物は恐ろしく切れ味鋭いでござる。

   愛さんが危ないっ!」



     

   その頃、客席の真ん中辺りに陣取っていた黒ずくめの男。

   異変に気付き、帽子に手をやり少しつばを上げて舞台の方を見る。

   「おい、ミツコ。なんだか変じゃねぇか?」


   「なにかの余興かしら?それにしては愛ちゃん、迫真の演技ね。」

  
   「おい、演技じゃねえぞ。ありゃぁ、ルパンと五ェ門じゃねぇか。」


   「誰、それ?あなたの知り合い?」


    
   「ん。………まぁ、仕事仲間だ。」

     
   「そういえば、あなたって今は何のお仕事してるの?

   聞いても、ちっとも教えてくれないわね。」


   「仕事のことなんてどうでもいいじゃねぇか。

   それより、愛ちゃんが危ない。ちょっと行ってくる。」

     
   「ちょっと、どこいくのよ。ねえ、あなたっ!」


   次元大介は舞台の方へと駆け出した。

     



   そのころ一方、舞台のすぐ下でルパンはとっさにひらめいた。

   そこで、すかさずとなりの五ェ門に少し小さめの声でささやいた。
    
  
   「おい、五ェ門。さっきお前が持っていたあの絵を使うんだ。」


   「この絵をどうするのでござるか?」


   「この距離から見たらお前の描いた絵は、あいつの欲しがっている

   
   あの絵と似ているから、少しの間だけ、


   あいつをだませるかもしれない。」


   「なるほど、名案でござる。


   しかし、こんなことになるなら受付で


   斬鉄剣を注意されても素直に預けたりせずに、

   
   肌身離さず持っているべきだったのであろうか。」

    
   
   五ェ門はふところから絵の描かれた紙切れを取り出して上に掲げた。




   「絵ならここにあるでござる!愛さんを離すでござる!」


   「よし、五ェ門殿。斬鉄剣を置いてから


    その絵を持って上がってくるでござる。」


   「その前に貴殿はかなりの腕前と拝見いたすが、名を名乗られよ。」


   「おっと、これは失礼いたした。ご先祖様。拙者はそなたの子孫。

   二十三代目を襲名いたした五ェ門でござる。」


   「むむむ。なんと、では、未来からやってきたということでござるか?」


   「いかにも。」


   「では、そなたのその武器は未来の兵器でござるか?」


   「こいつは、拙者が代々に伝わってきた

   家宝の斬鉄剣を元にして造り出した

   その名も、真・斬鉄剣でござる!

   さあ、そなたの聞きたいことはそれだけか?

   では、絵をよこしてもらおうか。」



   「もうひとつだけ、質問をさせていただきたい。二十三代目殿。

   何故にこの絵を狙うのでござろうか?」



   「その名画は、拙者の亡き妻に面影が似ているのだ。


   そして、拙者の時代になると、その絵はすでに失われており、

   博物館にも複製しか残っておらなんだのだ。」


   「なるほど、言い分はきいた。


   絵をわたすから愛さんを傷つけてはならぬぞ。」



   十三代目五ェ門、すなわち現代の五ェ門は、


   絵の描いてある面を見えにくい向きに

   
   うまいぐあいに隠しながら舞台へあがり、


   未来から来た五ェ門に近づいた。



   「さあ、愛さんを離すのだ!」

   「そこに、絵を置いてもらおうか。」



   五ェ門が絵を置こうとしたその時、


   未来の五ェ門はそれが偽モノであることに気が付いた。



   「むむむ?それは偽モノではござらぬか?

    おのれ、騙したなっ!」


   
   二十三代目五ェ門が十三代目に

   
   襲い掛かろうとしたかのように見えた瞬間、 




   


   ズギュワァァァァアアアン!


   一発の銃弾が二人の間、二十三代目五ェ門の額をかすめ、

   銃弾に触れた髪の毛が1、2本切れ飛んで宙を舞った。


   「ぬおおおぉおおっ!」

   


   そこへいつもの頼もしい仲間の声、

   「今だぁ、五ェ門!」


   「かたじけない、次元!」


   瞬時に五ェ門は二十三代目五ェ門の


   武器を持つ方の手を逆手に取り、


   素早くひねりつつ、大きく投げ飛ばした!



   投げ飛ばされて転がる未来から来た五ェ門。


   さすがは五ェ門、剣だけでなく柔術?それとも合気道?の技も達人級だ。


   「ありがとう!素敵な着流しのお兄さん!」

   愛ちゃんがすかさず五ェ門の後ろに隠れた。




   いの間にか舞台へ上がっていたルパンが素早くロープを取り出して

   二十三代目五ェ門を ぐるグル巻きに しばりあげた。



   「ケガはないかい?愛ちゃん。」

   「ありがとう。アレ?あなた昨日の人?」

    
   「ああ、昨日からファンになったんで、今日コンサートに来ましたぁ。」


   「えぇ。よくチケットが取れたわねぇ。」

   「ちょいとある人から拝借した……じゃなくて、いただいたもんで。」


   「それより警察を呼ばなきゃ。」

   「そいじゃ、俺達はこれで。」

   「え。待って、コンサート最後まで聴いていってよぉ。」


   「いや、ちょいと用事を思い出したもんで。」


   「じゃあ、せめてお名前と住所だけでも教えていただけないかしら。

   ぜひ、お礼がしたいの。」


   「俺がルパンで、さっき暴漢を投げ飛ばしたのが五ェ門。

   で、下で叫んでたのが次元。住所は三人とも不定です。


   じゃ、そーいうことで、さいならぁ~。」





    その後、大塚愛のマネージャーが携帯電話で警察を呼んだ。
 
   1分とかからず一人の土くれ色のオーバーコートの男が会場へ


   大またに入って来た。


   「どーも、どーも。特別警備班の銭形です。」
  
   

   「さすがは特別班。ずいぶん、早いですね。」

   「いや、偶然、コンサートに来ていたんですが、


   チケットをなくしまして、

   外で聴いておったところを呼び出されまして……。」


   「そうですか、じゃあ、この人を逮捕してください。


   それと、住所と名前を教えていただけたら


   お礼にお巡りさんにチケットを、お送りしますわ。


   また、後日観に来てくださいね。」


   「おお、それはありがたいデあります。では、この者を逮捕します。」


   銭形が五ェ門を立たせて手錠をかけて

 
   引き連れながら舞台を降りて行った。
  
   


   その後、愛ちゃんは全15曲ほどを歌いきり、


   無事コンサートを終えたのでした。

   

   突然の珍事で中断された「未来タクシー」は


   アンコールで無事、演奏しなおされましたとさ。

   

   次元が先に帰ってしまい一人で観ていたミツコ、

   
   「あぁぁ、みんなカップルで来て


    イチャイチャしてるのに。これじゃ欲求不満だわっ。
   
   
   愛ちゃんって、まるで昔のアタシみたいなのよねぇ~。
   
   
   はーーっ。私も未来タクシーで


   あの頃の次元大介に会いに行きたいわっ!

   
   でも、それだと未練たらたらの


   過去行きタクシーになっちゃうわ。ぃゃん。」


    

   




   翌日、ルパンに呼び出されたフジコ。


   「どうしたの、ルパン。あなたから呼び出すなんて珍しいわね。」


   「フジコちゃんこそ素直に来るなんて珍しいじゃないか。」


   「だって、この絵のお礼がまだだったでしょ。」


   「ん?その絵、持ち歩いてるのか。」


   「そうよ、だって、たまに無性にこの絵が見たくなるんですもの。」


   「実は、その絵のことなんだが、


   そいつを狙っている危ないヤツがいるんだ。」


   「え?危険人物って誰なの?」


   「未来から来たとかいう五ェ門の十代先の子孫だ。


    残鉄剣も未来の武器にパワーアップしているんだ。

  
    おまけに神出鬼没だ。突然現れて、突然消える。」


   「えぇー、マジなの?ルパンが私にウソつくわけないしね。


    たしかに未来から来てまで狙うほどの価値があるわよ。この絵には。」


   「とにかく、その絵が狙われているからにはフジコちゃんが危険だ。

   
    未来から来た五ェ門がいつ襲ってくるかもわからねえ。


    俺がフジコを守るぜ。」


    「まあ、ルパぁン、カッコイイわぁ、素敵よぉ。」


    「でへへへ。」





   警察署。

   留置所で眠れぬ一夜を過ごした二十三代目五ェ門。


   銭形がじきじきに取調べを行うようだ。


   取調室に銭形と付き添いの警務官が2名。

   机を挟んで向かい合う銭形と五ェ門。


   「お前さん、どこかで見た顔だとおもっとったが、


   ルパン一味の新しい仲間だろ?

  
   お前さんも五ェ門と名乗ってるようだな。


   で、今回は大塚愛さんのコンサートで暴れたそうだが。


   まずは本名から聞こうか。」


   「本来の名は二十三代目五ェ門を襲名した時から捨てた。

   今は五ェ門が本名でござる。」


   「に、…にじゅうさんだいめ?


    五ェ門のヤツ、本当に


    石川五右衛門の一族の末裔だったのかぁ?


    お前さんもその一族なのか?


    で、生まれはどこだ?本籍は?」



   「2279年9月23日生まれ、


   B-1315地区の拙者の産みの親の家で


   生まれたと聞いておる。」


   「に、ににに、にせんさんびゃくきゅうねんっ!


   貴様、本官をバカにしとるのかっ!」

   

   「ウソではござらん。証拠もある。」


   「お前さんが未来から来たという証拠があるんなら見せてもらおうか。」



   「拙者が捕まった時に押収された杖を持ってきてくだされ。」


   「あの杖に何か未来のヒミツでもあるというのか?

  
   おい!そこのキミ。押収品の杖を持ってこぉぉい。」


   「では、銭形警部、書類に署名と判子をお願いします。」


   「いちいち書類書かせるなんて、


   この体質なんとかならんもんかのぉ、ほい判子。」


   「では、署名はワタクシの代筆にしておきます。

   
   それでは押収品をとってきます。少々お待ちを。」   

   
   そういって、出て行く若い警官。
   


   それを見送った後、銭形が話しかけた。 

   「ところで五ェ門。朝飯食ったか?」


   「まだでござる。」


   「カツ丼でも食うか?」

   「朝からカツ丼は胃が重くなる。握り飯一個か二個でお願いいたす。」

   「じゃあ、裏のコンビニで買ってこさせよう。具は何がいい?」


   「梅干しと鮭に決まっておる!」

   「じゃあ、コレで梅干しと鮭のおにぎり二個ずつ買ってきてくれ。」

   「二個ずつだと四個になってしまうでありますが……。」

   「あとの二個はわしが食うに決まっておるだろう。バカもぉぉん!」


   「はい。では買ってくるであります。でも……規則では原則3人で取り調べ

    なのではありませんか?」


   「原則だから例外もある。

   我輩が一人おれば貴様ら三人分の働きをするから

   ワシがついておればいいのだ!はよぉ、買ってこぉおい!」


   「取調べの記録は誰がつけるのでありますか?」


   「ワシの頭に入っておればいいのだぁ!いってこぉぉおい!」


   その時、取調べ室の扉が開いた。

   「只今、戻りました。警部、これが押収品の杖であります。」


   「これで、二人になったからいいだろう。


   はよ、おにぎり買ってこんかぁい!」


   「では、行って参ります!」

   「警部、取調べは原則三人で……。」

   「あぁぁぁぁあああ。どいつもこいつも規則、規則とうるさい!

    警部のワシがいいと言ったらいいのだ!上司の言う事が聞けぬのか!」


   「失礼しました。警部。おい、行っていいぞ。」

   「では、あらためて、行って参ります!」

   
   先程の警官と入れ代わりにもう一人が出て行った。

   
   「で、この杖にどんなヒミツがあるというんだ?」


   「その杖の柄に身分証明タグをしまってあるのでござる。」


   「なるほど、仕込み杖か…そういえば、五ェ門。

   お前さん、太刀のようなモノも持ってなかったか?

   これよりもっと長くて大きな刀のような………



   その刹那、五ェ門が動いた!







   五ェ門の取調べが続くさなか、警察署に連行されてきた男が一人。



   「ちっくしょー、やっぱ俺一人じゃうまくいかねえや。

   少しは稼げると思ったんだが。

   おい、すまねえが帽子だけは取り上げないでくれねえか。

   俺、禿てるから恥ずかしいんだ。」

    
   黒ずくめのスーツ、タバコのにおい、まぎれもなく次元大介である。

   ちなみに彼は禿ではない。

   手錠をはめられて両脇を警官がガッチリつかんでいた。


   自慢のマグナムはどうしたのであろうか。
   
   

   「まあ、規則で着衣の使用は認められてるからいいだろう。

   本官等も お前の禿げ上がった頭を見て喜ぶような

   おバカさん ではないしな。

   昼飯のあと、取調べだからな。


   んん?待てよ。何か隠してるんじゃないのか?」


   「だから、禿頭を隠してるんだってぇの!」

   
   念のために、言っておくが、次元はまだ禿げていない!


   警官二人と次元が取調室の前まできたその時、 


   次元の目の前で空間が歪んだ。


   次元の裂け目にあたってしまった警官2人組は勢いよく吹っ飛び

   壁に頭や背中をしたたかに打ち付けて気絶してしまった。


   
   そこには、取調べを受けていたはずの五ェ門が現れたではないか。



   「ありゃぁ、こんなところで偶然お会いしましたな。


   未来から来た五ェ門殿。

    
   そのお得意の技でもう脱出成功かぃ。


   ついでに、よかったら手錠外してくんねぇかなぁ?」


   「いいだろう、ただひとつ条件がありもうす。


   あの絵の所在を教えていただきたい。」


   「ああ、あのやたらフジ子の気に入ってた絵か。


   多分、フジ子が持ってるぜ。」



   「フジ子とは?」


   「ルパンの情婦だ。今風に言えば彼女ってところか。」


   「よし、わかった。ルパンを追えばいいということでござるな。」



   「約束どおり手錠外してくんねぇかなぁ?」



   「わかっておる。そいやっ!」


   手にしていた杖がキィィィンと唸り、小刀状に変形した。


   五ェ門が小刀の刃の先端を手錠の鍵穴に差込み、


   カチャリと手錠が外れた。


   「シーブズナイフにもなるのか。」



   「さあ、これでそなたは自由の身。どこへでも行くがよい。」




   「たしか、こっちのヤツが銃を持ってったな。よし、あった!」



   「むむ。お主、ヤル気か?!」



   「冗談じゃねえ!お前みたいな化けモンと一人で


   タイマン張る気はねえぜ。



   それに警官隊とドンパチやって弾切らしてるんでね。


   ヤリたくても無理!



   そいじゃ、俺はこれで。恩に着るぜ、ありがとよぉ。」



   他の警官に見つからないように用心しつつ、


   次元は無事に警察署を脱出したのであった。



   
   五ェ門はその場で悠々とふところから

  
   懐中時計のような円盤状の機械を取り出した。

 

   デデデ、デッデデー!



   これぞ、まさに伝説のドラゴンボールレーダー!!

   

   伝説の宝珠を七つ集めて幸せになるのでござる!!



   ………では なくて、

  


   七つ集めて願い事をシェンロンに!




   ……………だから、そうでなくて、




   願い事はもう決めてあるでござる!もちろん、あの絵を…!

   

   ………………………だから、ドラゴンレーダーではなくて、
             
 

   ちゃんと説明しよう。
    

   これは五ェ門に触れたことがあるモノの位置がわかる

   
   便利なレーダーである。


   五ェ門の着流しに特殊な薬品が塗りこめられており、


   その薬品の残留濃度によって

   
   位置を特定できるらしいレーダーである。


   ルパンは五ェ門を縛り上げた時に


   自慢の一張羅の上着にこの薬品を気付かぬうちに、


   たっぷりと染み込ませてしまったのであった。 
  

   もちろん、真・斬鉄剣の素材にも


   この薬品が練りこまれているであろうことは


   少し、頭が冴えている読者にはおわかりであろう。

   大切なモノ、失くしたら困るもんね。




   五ェ門はレーダーをしばらく操作していたが、


   ルパンの居所に狙いを定めたのか、



   「ずいぶん、遠いな。3回に分けて飛ぶか。


   それにしてもハラが減ったでござる。


   そういえば、この時代の通貨を持っておらぬではないか!


   これはぬかった!」


   と、小刀にしていた真・斬鉄剣を杖に戻し、


   あらためてしっかりとそれを握り締め、


   みょうな音と光とともにその場から消え失せた。

   ところで、朝ごはん、どうするんだろ?







  わたしは あの人の前でいつも こころ踊るの

  
  わたしの ワルツのステップに あわせて 


  あの人の こころも おどるのかしら


  わたしの こころの 歌声は いつも 遠くまで響くけれど


  あの人の みみには どうきこえているの


  あの人のグラスに映るわたしの くちびる……


  まるで、あの絵のように ……  
    
  




  「ちょっと、ルパァン。動物園お休みみたいよ。

  
  臨時休園ですって、そんなことあるの?」


 
  「アレ?おかしいなぁ。休みは火曜日のハズなのに。」



  ルパンは携帯端末を取り出すと、


  動物園関係のホームページ、ブログ、掲示板などを


  一気に調べ上げた。


  「なんだか、テロ騒ぎがあったみたいだ。


  犯行予告でもあったのかな。


  事件に巻き込まれちゃ、たまらねぇぜ。


  予定へんこーーーう!


  隣の水族館でデートだぁ。」



  「えぇー、残念。幸せの白いカエル見たかったのにぃ。」


  動物園の前にはにわか立て看板が
 

  ”砂漠から来たしあわせの白いカエル 

      キミはこのカエルを見ずしてカエルのか!!?”



   と、立てかけてあった。


   二人は、あえてそれ以上はそのことにはふれずに歩き出した。





  水族館に入場する二人、


  フジ子の歩調に合わせてルパンは少しゆっくり歩いているようだ。




  チケット売り場からしばらく薄暗く狭い通路が続き、

  わっと、視界がひらくとそこには






  いろとりどり、かたちも大きさも様々な さかなや海の生き物、


  様々な海藻類の植えられた巨大な水槽が目の前に現れた。


  大きなエイがゆうゆうと舞い泳ぎ


  小さな さかながそのまわりを群れ、せわしなく行きかっている。


  
  フジ子は思わず、声を失いながめていた。

  
  それを見ているルパンも言葉をうしない黙っている。
  

  










  ……お父さんとお母さんは、どんなデートをしていたの?


  お父さんのコイガタキがデートの邪魔をしたって言ってたけど



  コイガタキってなーに?


  お母さんの声って、昔はとってもかわいかったんだよね……。

  ………お父さんの口癖だもん……。


  じゃあ、いまはどうなの?って?


  んん…っと、よくわかんない。


  いまは、お母さんの声だよ。

  

  ワタシ、絵を描きたいな……


  お父さんと、お母さんとわたしの絵。


  こんど、生まれる弟か妹も一緒に描いてあげるんだぁ。















  ルパンとフジ子が水族館の中をみてまわっていると、


  反対側から、黒ずくめのスーツをきて


  つばひろの帽子をかぶった男がぶつくさ言いながら歩いてきた。


  

  「まったく、ミツコのヤツ、少しはこっちの都合も考えろってんだ。


  水族館で待ち合わせって、ここでいいのか?


  ちぇっ、館内全面禁煙って!イヤな時代だぜ、まったく!」






  「アレ?次元じゃねえか?ミツコって誰だよ?」



  「え?ああぁあ!ルパンとフジ子じゃねえかぁ!やべぇ!」


  「なにが、ヤバいんだぁ?」



  「えっ……と、そうだ、未来から来たあの男が脱獄しやがったんだ!


  フジ子の持っている絵を狙ってくるぜ。」
  


  「そうか、さすがは次元。俺と一緒にフジ子を守ってくれるんだろ?」
  

  「いいぜ、ルパン………って、ええぇえ!アイツと戦うのかぁ?


   あいつ、俺の弾を受けて無傷で済んだ男なんだぜ!」



  「警察に突き出したのに脱獄しちまうんだもんなあ。


   どうしたもんかねえ。

   
   五ェ門の子孫とはいえ、こらしめてやんねばならんかのぉ。」


   「ところで、ルパン。その大きなケースには何が入ってるんだ?」


   「ああ、これ?五ェ門をこらしめるお仕置き道具さ。ウヒヒヒ。」






   その頃とほぼ、時を同じくして水族館の別の一角。



   これまた、偶然デートで訪れていた


  
   我らが正統派?五ェ門が何か感ずいたのか


   「何だかイヤな予感がするでござる。気の迷いか?」



   「ねえ、どうしたの?五ェさまぁ。


    こっちの おさかなかわいいわよぉ。きてきてぇ。」





   そこに突然、、きゅぉぉおおおおん。


   と空間がきしんでひずみ。例の男が現れた。



   「きゃああーーーーー!」



   「ん?ルパンかと思ったら……、


   投げ飛ばされた時に探査薬が付着していたのか。

  

   では、もうひとつの大きな反応の方でござるな……。」



    と、とりつくひまもなくまた飛んだ。   
  



   今度は違えることなくルパンの目の前に出現した五ェ門。



   「うわあぁあっと、ビックらこいたぁ。


   あいかわらず突然現れるお人だなぁ。」




   「さがしたぞ、ルパン。そちらにいるのがフジ子とやらか?


   さあ、フジ子、絵をわたすでござる!」


   「誰がアンタなんかにお宝をわたすもんですか!


   ルパン、次元、助けてぇ。」



   「こんな至近距離からじゃあ、


   マグナムは使えねえ!ルパン!頼むぜぇ!」


   「次元、ぬかるなよ!」


  







  あの頃の俺は何をやってもツイていなかった

 
  あの女が全ての元凶だとは 思いたくねぇが


  とにかく ツイてねぇ

  
  戦いのなかで感じる 高揚感や 寂しさ………



  でも あの頃の俺は ほんとうの


  愛や恋の喜びにはあふれてたかも しれねぇなぁ



  











  俺はフジ子の手をひっぱり安全な場所まで誘導した。


  
  次元は距離をとり、自慢のマグナムを抜いた。


  コイツを何発も食らって平気でいられるヤツはいねぇ!



  構えながら狙いを定めつつチャンスを待つ。



  やたら、めったら撃っていたら弾切れで痛い目をみるからな。


  いいか、坊や。チャンスが来たらトリガーを引け!それまで待つんだ!


  


  ルパンは大丈夫か?!! とそちらに視界を広げた俺の目に映ったモノは?



  んん?!えええぇえぇええ!!!
  
   




  でっかい!



  なんと、でっかい!



  おでんに使う、 こ ん に ゃ く !


  何故に こんにゃくっ!

  


  

  ルパンは、こんにゃくの盾で見事に真・斬鉄剣の斬撃を


  受け流したり、跳ね返したりしている。


  受け流すというより、つるつるっと弾力で弾いている感じであろうか。

   

  こんにゃくの盾でかわしながら、ロトの勇者さながら、もういっぽうの手で


  短めの杖というか棒っきれを振り回している。




  そうか!


  昔、いまの仲間の五ェ門が、まだ敵だったころ


  使ったのがこんにゃくだった!あのヤロウ、よく覚えていやがったな!


  斬鉄剣でも こんにゃくは うまいこと 斬れねえ!


  おでんの こんにゃくは けっこう うまくて 好きだがなぁ!




  感心していた俺に向かってルパンが叫んだ。


  「次元!チャンスを!俺にチャンスをつくってくれ!


  でも、はやまるなよ!」




  俺は言葉の意味を理解した。


  ルパンはコイツを、また生かして捕まえようというハラだ。



  とことん、アマちゃんだな。


  そんなコイツに今まで命をあずけてきた俺も あまいのか?


  

  と、一瞬 気を抜いてしまったが、それは本当に一瞬だ。



  0.01秒にも満たねぇ一瞬だ。




  その時、チャンスは訪れた!


  拳銃の守護神、戦いの女神が角笛を高らかに鳴らすっ!


  一瞬の脳内のヒラメキ!


  指は既に引き金を引いていた。

  
  決定的な一撃!?

  
  ズギュゥゥゥォォォォオオン…………ォォォォン………ォォン




   
  しまった!手加減してねえぇ!



  おお、マイガーーーッッッッッッ!!

  



  しかし、ヤツの悪運は強かった!


  偶然なのか、はたまた弾が見えているのか


  不自然な動きで銃弾をかわしたのだっ!


  おお、マイガッッッデムッッ!



  



  しかし、さすがはチャンスに強い男、ルパンやってくれたぜ。



 



   「よし、今だ!超電磁スパァァァァァッッッックぅ!」



   ルパンが右手に持っていた棒状のもの、あれは武器じゃねえ!


   超強力電磁石だ!




   うまいこと刀の刃を避けて刀身部分をガッチリと吸い寄せて離さねえ!



   二人は役に立たねえ得物を、


   それでも離すまいとして真・斬鉄剣を取り合っていた。




   よし、俺がルパンに加勢すれば勝てる!


   腕っぷしは細いが、俺のパンチは結構効くんだぜ、


   覚えておきな、坊や!


   

   二人に駆け寄ろうとした俺の目と耳が異変を捉えた。


   何と、俺が微妙に外した弾が後ろの


   巨大水槽に穴を開けて水が噴出している。


   それだけじゃねえ。

   そこから徐々に亀裂が入って………


   「ルパァァァァァ……ァァーッ…



   ザッパッァァァシャァァァァン!どどどどどどどどどどどっど!  




   ………どどどどっどどど…………どどどっどっど…







   ……………………………………………………

   

   ……………………………………………


   ……………………………………


   ……………………………


   





   っと、

   
   その日の


   なぞの水族館の巨大水槽大破事故の


   被害者は


   不幸中の幸いか、案外少なく


   けが人はルパン一味3名と


   偶然居合わせた有名な絵描きの先生の


   あわせて4人だけですんだそうです。




   僕が父に、



   五ェ門はどうなったの?


   と質問すると


   父は笑いながら話を


   少しだけ付け足したのです。


   

   「さあな?五ェ門はどうなったのだろう。

  

   話はこれで終わってしまうのさ。

    

   続きが知りたいかい?



   


   ただ、幻の名刀、未来の秘密兵器、


   真・斬鉄剣のありかは


   いまでも伝わっている。






   というか、すぐそこさ。」



  



   「え?どこ?」





   「お前のすぐ目の前の




    水槽に泳いでいる、でっかいサメの………



    ………ハラの中さ!」  














 

   拙者は 絵を描きたい


   あの名画のような ものは 描けないかもしれない


   しかし 愛しいひとの すがたを しばし……いや、永遠に


   こころに 描き止めておきたかったのだ………  







   人は 一枚の 紙切れにさえ

  
   偉大な 愛を 期待してしまうのである………







      





        いちおう  お  し  ま  い。









ミツコ 「次元……遅いなあ、水族館の前で待ち合わせなのに………


     もう……大介のばかぁっ、でも好きっ…

















原案・モンキー・パンチ、宮崎 駿

文作・石川五㊨衛門




ゲスト出演(イメージキャスト)
・大塚愛
・桑原和夫
・羽田美智子
・えなりかずき
・加藤清史郎
・大橋のぞみ

・ボッコちゃん





























  みんなは気になっているだろ?


  あの事件のあと  



  五ェ門 は どうしているのか。





  実は…………




  俺達と同じ




  病院の同じ病室に入院しているんです。




  なぜだか見舞いに来てくれた愛ちゃんの




  似顔絵を描いてたんだけど





  それが、まるであの名画のような 


  いい 雰囲気の 絵でさぁ。



  もし、人生をやり直せるなら



  絵を描く旅に出たい。



  江戸時代なんかで 東海道を 旅しながら 


  その土地の美女と ふれあいたい

  

  うまいもんを  食いたい



  とか、みんなで 話したりして

   
  けっこう、おもしろ おかしく 話がつきなかったりして


  意外な 打ち明け話なんかも したりして




  ほんとうは いいヤツ なのかな



  え?



  あの名画はどうなったか?だって?


  それは………



  たぶん………



  
  



  マンタのハラの中じゃないかな?


  フフフフフフ、フ。




  これで、ほんとうに  お  し  ま  い  。






























  ~作者からのあいさつ~


  いかがでしたでしょうか?


  私の大好きな 大塚愛さんの隠れた名曲  「 未来タクシー 」

  を 聴いていて なにげなく 思ったこと を もとに


  これまた 私の大好きな ルパン三世という作品を 土台にすえて

  二次創作小説 というかたちで 文章にし、四苦八苦したあげく
  
  一応、 無事に、完成させることができました。

  四苦八苦と書きましたが

  苦労より 作品を 生み出す 楽しさのほうが 大きかったです。



  冒頭や、途中に出てくる、少女?や少年?それとも青年?


  それから、坊や(笑)  


  …あ、それと まだ 母の ハラの中にいる 新しい命もですね。…


  それらの人物は もちろん この物語の 登場人物達の


  まだ見ぬ 子供らという 設定です。


  ひょっとしたら、すでに 


  この世に 生を受けているかもしれませんが(笑)



  誰の子供かは あえて ここでは あかしません。

 


  読んだ人によって意見が分かれることだと 思います。




  ルパン三世という作品に 意外と 欠けていた 要素、 
  


  恋愛や、その先にある人生も少し予感させる


  なかなか、考えさせられる作品に なっております。


  それに、アニメ好きには たまらない ネタも 少し 盛り込んだ


  楽しい作品に 仕上がったと 自負しております。  
  

  それと、冒頭付近の言葉、時間のことに関する文章に

  松本零士先生の漫画に出ていた文章を引用させて戴きました。


  この作品は何度も読み返したり、


  他の人とこの作品について意見を交し合うと

  きっと新たな発見が あります。


  それだけ、作品にふくみを もたせました。


  書いてる途中に偶然の出来事や


  予期せぬ展開になったりして 


  自分でも驚くほど 味わいある 


  作品になってしまいました。

 
  意外と 深いです……。自慢の一品です……。

  


  ところで

  私の 願望というか 夢は、


  未来へ行く!


  ……………ではなくて、


  過去へ戻る!


  ……………でもなくて、

  
  ミツコとデート!………ミツコはかなり美人です。


  しかも時代の最先端をいってます。………


  ………いや、そうでなくて、いや、それもいいけど……


  やっぱり、愛ちゃんとデート


  ………じゃなくて、いや、やっぱりそれもあるけれど、


  この 作品が アニメ化 されないかなあー、と


  ひそかに 願っております。



  宮崎さん、僕を未来へつれてってください。


  ………いや、そうでなくて、


  よかったら、この作品を原作に使ってください!

  それとも原案になるのかな?



  この作品が本になることも もしかしたら ありえるのかな?

  そしたら、少しはお金入るよね?  


  それにしても、ルパン三世は、やっぱり あの アクション 豊かな

  軽快なリズムの アニメ作品が魅力的ですよね。

  あ、でも漫画の山上正月版 ルパン三世も けっこう 好きだなあ。

  ルパンが 少しだけ 男前に みえるし。

  作品が なんだか しぶい。いい 意味で しぶいです。

  いぶし銀のしぶさ が 好きです。



  ちなみに 300年後に 日本が なくなってるという 設定は

  いい 意味で とらえて ください。

  世界から 国境の 壁が なくなるという 大胆な 設定 なのでした。

  ついでに 言葉の壁や 文化の壁も

  ふすまや しきいや ほんの少しの段差 

  くらいになってたら いいのですけどね。



  最後の最後に


  この作品を愛さん一人だけに捧げようかと……思ったけれど、


  ………いやいや、ひとりじめ させてははもったいない!


  文化や芸術を愛し、人を愛する心を持つ 全ての人々に 捧げます。

  それが 全ての人 誰にでも あてはまることを 願ってやまないです。


  一枚の紙切れにこだわるような、小さな男じゃイカンなぁ。


  でも、それが万札だったら……こだわるよなぁ。


  と、 かっこいいこと 言ってみたけど 最後はやっぱり


  決まり切らなかったぴょん。


  そうそう、実は ミツコも 未来から来て 


  現代に 住みついてしまったうちの

  一人だという 裏設定も ここで タネあかし しておきます。

  そういった時間移民がけっこういたとか、いなかったとか。  


  どうだ! 作者にしか わかるまい!

  絶対気付かないというか 作品中では 


  わからないほうが 面白いでしょ?

  隠し要素というか 裏設定やし。


  では、また お会いしましょう。さようなら。

  っていうか、いつでも ここで 

  あなたを 待ちかまえていますよ。

  

  大介を待ち続けるミツコのように…………。



  っとっとっと、


  かっこよく終わったつもりが、大きなミスをしておりました。



  宮崎馳夫さんじゃなかった。

  カリオストロの城のプロデューサーは宮崎駿さんだった。

  馳夫さんと駿さん、大変失礼いたしました。

  ごめんなさい。すいませんでした。

  

  では、ミニ情報。


  宮崎未来タクシーの社長は、ミツコだぁ!

                  




  じゃあ、ホントのホントに、おしまいです。

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