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魔法機動兵器ゼイラム 第五回 ガラスは割れた


まことの神、ユキは長い間失われていた


滅びの呪文”バジド”を思い出した。





宇宙まるごとひとつを消し去ったその言葉は


使われたと同時に、その力を失った。




消し去られた宇宙は地獄のごとき


魑魅魍魎の住処であった。




ただ、そこにもわずかながら、人のココロを


持ち合わせた者たちが確かにいた。




彼らは、滅びのサダメにあらずか、いなか


わずかに生き延びてウルトラ警備隊に


保護されたのだった。







そのころ、ゼイラムは


わずかだが量産化され


アメリカに貸与されていた。




アメリカに貸与されたゼイラムは全ての


兵装を外され、人を眠りに誘う


人道兵器のみを搭載していた。






そして、アメリカでの内乱を鎮めるために

ゼイラムの睡眠兵器が使用されたのだった。





ミスタートランプは国内外での


評判ほど、愚かでも賢明でもなかった。



ゼイラムは暴徒と化した人々を


ただ、ただ眠らせるだけのためにしか


使われなかった。



つまり、敵国にゼイラムを使用するほど


アメリカはツメが甘くはなかった。





日本の人々は、そんなアメリカの非情さが嫌だった。





だが、ユキは地獄宇宙の住人を

皆殺しにするという

非情さの持ち主だったのであった。




地獄宇宙はガラスが割れるがごとく


粉々に砕け、消え去った。




地獄の番犬たちは、わずかに生き残り


ここに後に一般に

スーパーロボット大戦と


呼ばれることになった


宇宙に進出した人類と


外宇宙民族との


戦いDC(ディバイン・クルセダーズ)戦役が

はじまっていた。





魔法機動兵器ゼイラム 第四回 ヤマトの帰還

長らく失われていた神・ユキの超能力、

全界の眼が復活した。



それにともない、遥か外宇宙を航行中の


宇宙戦艦ヤマトの魔法機動航行機関が使用可能となった。



ヤマトはただちにこれを使って太陽系内へと帰還した。




30年前に惑星イスカンダルへ異星人に放射能除去装置を


もらい受けに向かったヤマトの面々は、


ほっと胸をなでおろした。




ヤマト帰還の一報を受けた地球連邦軍のタカダ指令官は


ゼイラムをヤマトの凱旋帰還の迎えに行かせたのだった。



太陽系内を一気に駆け抜けたゼイラムは


木星付近を航行中のヤマトに向かって手を振るのだった。



ヤマトの乗り組み員たちは、30年前には、


実践配備には、ほど遠かった、人型兵器をみて


おもわず、驚きと喜びの声をあげたのだった。



タカダ指令官はモニターに映ったヤマトを見て、


30年前の友の顔を思い出そうとしたが、


長き年月の重みを知るばかりだった。




神・ユキはヤマトの帰還を知り、彼らの事を


思い出して思わず泣いていた。




ヤマトには万一に備えて、技術者も乗り込んでいたため、



ヤマトの帰還により、有人宇宙船の技術は


この後、飛躍的に進歩をとげることとなった。

魔法機動兵器ゼイラム 第三回 「未来からのSOS]

遥か未来から救難信号SOSが届いた。

ゼイラムは時空転移システムを使って未来へ向かった。



遥か未来ではすでに地球も太陽も消滅していた。


SOSが送られてくるその先にはブラックホールがあるのみだった。




ゼイラムはエーテル体にフォームシフトしてブラックホールに突入した。



何とブラックホールの中心部に生命反応がある。



中心にたどりついたゼイラムはそこで黒コゲになった死体の


ようなものを見つけた。が、確かに生命反応があった。



それを回収したゼイラムは現代にもどった。



黒コゲの体だがたしかに生きている。


手に負えない状態に彼らは、神ユキに助けを求めた。




ユキは癒しの技を使った。



見る見る回復したそれは、何ともう一人のユキだった。




超未来で太陽が爆発しブラックホールとなって地球が飲みこまれた後も

神であるユキは生き残り、死ねずにその中心に囚われていたのだった。




これで神ユキは未来と現代の二人になった。


それはゼイラム隊にとっては、とても頼もしいこととなったのだった。





魔法機動兵器ゼイラム 第二回 「愛しあう二人と第二のゼイラム」

ゼイラム部隊基地内での内部資料のなかの


ミライの名前が書いてある部分が全て消えてしまう謎の現象が突然発生した。


それと同時に、基地内の全ての人間が、ミライの本名を忘れてしまう。



ユキはミライに対しての敵の魔法的な攻撃だと判断。



誰も名前が思い出せないままで、かなり生活に不自由してしまう ミライ。




そして魔法的な分析作業の結果、


ミライの精神に敵が潜入しやすくなるために名前を奪ったためだと判明した。


そこで再び超戦士たちがミライの精神に入り込み戦う作戦が立案された。



しかし今回は、まだ現段階では、ミライの精神状態に特に異常は見られず、


また別の敵の新機動兵器が基地に接近中であるため、


そちらへの対処が優先されることとなった。






今回の敵は、敵がゼイラムに対抗すべく作り出してきた


ゼイラムに似た姿かたちをした三体の敵機動兵器だった。




敵の基地への接近を許す前に、


ゼイラムと量産機との部隊での突撃が開始された。




連射銃型兵器で先制攻撃を仕掛ける部隊。



しかし、その攻撃は、表面にかすり傷を負わせる程度だった。




反撃をするために、敵の兵器のセンサーアイのまぶたが開いた。



目を狙えとの指示で、目を攻撃し、一体の敵に見事命中!



敵は、簡単に撃沈した。目が弱点だったのだ。




目を集中的に狙うゼイラム部隊。




しかし、残りの二体は、すぐにまぶたを閉じ、


狙いをつける必要のない、広範囲への攻撃をしてきた。



とっさに円天防御するゼイラムたち。


あまりに強烈な威力の攻撃の前に


反撃の糸口がつかめないまま、退避命令がくだる。



敵は、追ってくる様子がなく、そのまま、そのばで停止してしまった。



敵は魔法力を激しく消耗し、眠って回復していたのだった。





目以外の弱点をさがすため、



いままで、放射線の影響による、敵の突然変異を警戒して


実施が禁止されていた、


軌道衛星上からの敵へのレントゲン検査の許可がおりる。



その検査の結果判明したことは、


敵の構造は、生命体のようなもので


骨格は、軟骨ばかり。

器官は目だけで、筋肉は流動的なもので、そして、

その筋細胞は同時に脳細胞でもあった。



外骨格の異常なまでの硬さに対して、

超音波兵器の使用による閉じた目の内部破壊という攻撃方法が検討された。



兵器の積み替え作業時間を利用して、パイロットたちは睡眠をとるよう指示された。





みんなには秘密で、愛を確かめ合う、ミライと


量産機一号機パイロットのジュン。





二人が眠りについたあと、

眠っていた敵の機動兵器から精神反応が消えた。



重要なパイロット二人を同時に始末するため


二人の精神内に敵が移動したためだ。






精神世界内の戦いで覚醒し超戦士となったジュンにたいして


神はゼイラム二号機を授けた。




二体の敵に対し、二体のゼイラムでミライとジュンは互角の戦いをした。



そしてゼイラム二体による新必殺技、ダブルMブレイクで敵一体の破壊に成功したのだが、




対になる一体を破壊された敵は、その激しい怒りで巨大化、狂暴化する。


その敵二体は、ミライとジュンのように、愛し合う男女二体だったようなのだ。





激しい敵の攻撃を、ゼイラムの優れた機動力と


この数ヶ月の必死の訓練の成果で手に入れた卓越した操縦技術で


なんとかかわし続けて反撃のチャンスを狙う、ミライとジュン。




ジュンのゼイラムが囮になって、敵の攻撃を誘い、


ミライが敵の目に攻撃を命中させ、破壊することに、からくも成功したのであった。





夜が明け、ミライとジュンの呼吸が停止し、


裸で抱き合ったままベッドで仮死状態になっているのが発見され、

皆が大騒ぎしていたなか、二人は目覚め、それと同時に


現実世界で沈黙していた、敵機動兵器が塵となって砕け、


その場にゼイラム二号機が人々の前に初めてその姿を現した。



そして、二人の話を聞いた基地内の人々は、

その勝利を喜び合うのだった。






その三ヶ月後、二人の結婚式が、戦時下であるために


ささやかに基地内で催され、二人は永遠の愛を誓い合ったのだった。


魔法機動兵器ゼイラム 第一回 「その誕生」


我々のいる宇宙とは正反対の宇宙の最奥からの謎の敵、


ルルイエ族のうちの一兵に精神攻撃を受てしまった


女性超戦士ミライを助けるため


ミライの仲間たちはミライの精神の中に入り込み戦う。






ミライの精神の中で、ミライは自身に強力な精神を身につけ、


魔法力を増大さることができたため、


神に与えられた謎の人型魔法機動兵器の最初のパイロットに選ばれた。



魔法機動兵器に乗り込んで戦ったミライは、


その新兵器の圧倒的なパワーを見事に最初から使いこなし、


今までで襲ってきたなかでも最大最強の敵を瞬殺したのであった。





そして、ミライたちはミライの精神の中から無事帰還した。


魔法機動兵器もまた現実世界への実体化に成功し、


ミライら超戦士たちと地球人類は、


未知の強力な人型の魔法機動兵器のプロトタイプ第一号機を入手したこととなった。




そしてミライは、その魔法機動兵器に”ゼイラム”という真名を与えたのであった。




人類はその持てる科学の粋を結集し、さっそくゼイラムを分析、研究。



魔法使いであり、人から神へ進化した、アダム(この時代での名はユキ)の


協力もあり、人類は、まもなく人型魔法機動兵器の量産化に成功した。



最初に製作に成功した量産機は三機。



自衛隊の中から特別に選ばれた精鋭たちは、


魔法力もないまま、その機体の訓練を開始した。



なぜなら、超戦士でもない彼らに魔法力をつけるのは危険だと


ユキが判断したからだ。




そして、魔法力を持ち合わせているはずの超戦士が


量産機のパイロットにえらばれなかったのは、


いままで、もともと民間人であった超戦士たちは


超能力や魔法にたよって戦ってきたため、


特殊な訓練の必要な人型機動兵器の乗員になることは


想定外だったからだ。



ただ、いままで、特殊能力の、いちばん低かったミライが、

その能力の限界を感じ、自ら、人型機動兵器のテストパイロット候補にのぼり

コンピュータシミュレーションの訓練を積んできていたため、

彼女だけは、超能力戦士でありながら、

人型機動兵器の操作を理解していたのは、

良い方向に転んだ結果になったわけだ。




今まで、魔法の力を持つ兵器を全くといっていいほど

開発できなかった人類はゼイラムを研究したが、

その結果わかったことは少なく、そのため製作できた

量産機は結局、人類の独自に開発してきていた人型ロボット兵器に

魔法力をユキの力によって付与し、

動力エネルギー系統は魔法と燃料型のハイブリッド、

駆動形式は機械式。

兵器系統はこれまでの通常兵器という、


神の奇跡と超戦士ミライの覚醒との融合よって誕生した

ゼイラムと比べると、

かなり劣ったものしかできなかったのであった。




ただ、量産機のテスト訓練中に起きた事故がきっかけで、

超戦士たちの技である円天防御魔法が

量産機でも偶然にもだが発動できたことは大きな収穫であった。






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