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二人のあいだに舞った桜の花びら

ずっと忘れていたのですが、最近、思い出したんです。



中学生の時に、学校帰りに校門のところで

ボクのことを待っていた女の子がいて

よく、おしゃべりしていたことを。




その当時、Mさんのことが好きだったのですが、


そのコに誰か好きな人いる?と訊かれて、


恥ずかしかったので、いないよ。と答えてしまったため、


そのコは、帰りに、ボクのことを待っているようになりました。



顔は全然、好みじゃなかったのですが、

明るくて押しの強いコで、

会話が弾んで、話していて楽しくて

友達としては、とても好きでした。



話していた内容は、ほとんど忘れてしまったのですが、

印象に残っていることがあります。



ある日、

そのコに、私のこと好き?と訊かれて


答えに困ってしまい、

その時、地面にたくさん散り落ちていた

桜の花びらを両手に山盛りいっぱいのせて、

「君への気持ちは、こうだ!」

と言って

思いっきり桜の花びらに息を吹きかけたのです。


桜の花びらがぶわーっと、宙に舞って、そのコは

「うわーっ」

とびっくりして、笑っていました。




そして、その思い出を歌にして歌っているのでは?

と思われる歌い手さんが

いることに気づきました。


それは、とてもいい曲で、聴いていて涙が出そうになりました。


その方の芸名もそのコの本名と、ほぼ同じなんです。


まさか、そのコも歌手になったのでしょうか?


もしそうだとしたら、私は女性の歌手、4人と個人的な

つながりがあったことになります。


でも、中学生の時のそのコと、

その女性歌手の顔が全然違うから、

単なる私の思い込みなのでしょうか?

でも、顔が全然変わってしまう人もいるしなぁ。



もし本人だとしたら、

大人になって綺麗になって、よかったね。


その当時、顔は全然可愛くなかったけど、

性格は、とても良いコでした。


また、会って、おしゃべりしたいなぁ。


もしかして、ボクは、当時、自分では気づかずに

そのコにも恋していたのかな?



とても、いい思い出です。





2月28日 追記


この思い出の女の子を病院で見かけました。


綺麗な大人の女性になっていましたが


中学生のころの面影そのままでした。


その女性は歌手ではなく看護師になっていました。






魔法機動兵器ゼイラム 第二回 「愛しあう二人と第二のゼイラム」

ゼイラム部隊基地内での内部資料のなかの


ミライの名前が書いてある部分が全て消えてしまう謎の現象が突然発生した。


それと同時に、基地内の全ての人間が、ミライの本名を忘れてしまう。



ユキはミライに対しての敵の魔法的な攻撃だと判断。



誰も名前が思い出せないままで、かなり生活に不自由してしまう ミライ。




そして魔法的な分析作業の結果、


ミライの精神に敵が潜入しやすくなるために名前を奪ったためだと判明した。


そこで再び超戦士たちがミライの精神に入り込み戦う作戦が立案された。



しかし今回は、まだ現段階では、ミライの精神状態に特に異常は見られず、


また別の敵の新機動兵器が基地に接近中であるため、


そちらへの対処が優先されることとなった。






今回の敵は、敵がゼイラムに対抗すべく作り出してきた


ゼイラムに似た姿かたちをした三体の敵機動兵器だった。




敵の基地への接近を許す前に、


ゼイラムと量産機との部隊での突撃が開始された。




連射銃型兵器で先制攻撃を仕掛ける部隊。



しかし、その攻撃は、表面にかすり傷を負わせる程度だった。




反撃をするために、敵の兵器のセンサーアイのまぶたが開いた。



目を狙えとの指示で、目を攻撃し、一体の敵に見事命中!



敵は、簡単に撃沈した。目が弱点だったのだ。




目を集中的に狙うゼイラム部隊。




しかし、残りの二体は、すぐにまぶたを閉じ、


狙いをつける必要のない、広範囲への攻撃をしてきた。



とっさに円天防御するゼイラムたち。


あまりに強烈な威力の攻撃の前に


反撃の糸口がつかめないまま、退避命令がくだる。



敵は、追ってくる様子がなく、そのまま、そのばで停止してしまった。



敵は魔法力を激しく消耗し、眠って回復していたのだった。





目以外の弱点をさがすため、



いままで、放射線の影響による、敵の突然変異を警戒して


実施が禁止されていた、


軌道衛星上からの敵へのレントゲン検査の許可がおりる。



その検査の結果判明したことは、


敵の構造は、生命体のようなもので


骨格は、軟骨ばかり。

器官は目だけで、筋肉は流動的なもので、そして、

その筋細胞は同時に脳細胞でもあった。



外骨格の異常なまでの硬さに対して、

超音波兵器の使用による閉じた目の内部破壊という攻撃方法が検討された。



兵器の積み替え作業時間を利用して、パイロットたちは睡眠をとるよう指示された。





みんなには秘密で、愛を確かめ合う、ミライと


量産機一号機パイロットのジュン。





二人が眠りについたあと、

眠っていた敵の機動兵器から精神反応が消えた。



重要なパイロット二人を同時に始末するため


二人の精神内に敵が移動したためだ。






精神世界内の戦いで覚醒し超戦士となったジュンにたいして


神はゼイラム二号機を授けた。




二体の敵に対し、二体のゼイラムでミライとジュンは互角の戦いをした。



そしてゼイラム二体による新必殺技、ダブルMブレイクで敵一体の破壊に成功したのだが、




対になる一体を破壊された敵は、その激しい怒りで巨大化、狂暴化する。


その敵二体は、ミライとジュンのように、愛し合う男女二体だったようなのだ。





激しい敵の攻撃を、ゼイラムの優れた機動力と


この数ヶ月の必死の訓練の成果で手に入れた卓越した操縦技術で


なんとかかわし続けて反撃のチャンスを狙う、ミライとジュン。




ジュンのゼイラムが囮になって、敵の攻撃を誘い、


ミライが敵の目に攻撃を命中させ、破壊することに、からくも成功したのであった。





夜が明け、ミライとジュンの呼吸が停止し、


裸で抱き合ったままベッドで仮死状態になっているのが発見され、

皆が大騒ぎしていたなか、二人は目覚め、それと同時に


現実世界で沈黙していた、敵機動兵器が塵となって砕け、


その場にゼイラム二号機が人々の前に初めてその姿を現した。



そして、二人の話を聞いた基地内の人々は、

その勝利を喜び合うのだった。






その三ヶ月後、二人の結婚式が、戦時下であるために


ささやかに基地内で催され、二人は永遠の愛を誓い合ったのだった。


魔法機動兵器ゼイラム 第一回 「その誕生」


我々のいる宇宙とは正反対の宇宙の最奥からの謎の敵、


ルルイエ族のうちの一兵に精神攻撃を受てしまった


女性超戦士ミライを助けるため


ミライの仲間たちはミライの精神の中に入り込み戦う。






ミライの精神の中で、ミライは自身に強力な精神を身につけ、


魔法力を増大さることができたため、


神に与えられた謎の人型魔法機動兵器の最初のパイロットに選ばれた。



魔法機動兵器に乗り込んで戦ったミライは、


その新兵器の圧倒的なパワーを見事に最初から使いこなし、


今までで襲ってきたなかでも最大最強の敵を瞬殺したのであった。





そして、ミライたちはミライの精神の中から無事帰還した。


魔法機動兵器もまた現実世界への実体化に成功し、


ミライら超戦士たちと地球人類は、


未知の強力な人型の魔法機動兵器のプロトタイプ第一号機を入手したこととなった。




そしてミライは、その魔法機動兵器に”ゼイラム”という真名を与えたのであった。




人類はその持てる科学の粋を結集し、さっそくゼイラムを分析、研究。



魔法使いであり、人から神へ進化した、アダム(この時代での名はユキ)の


協力もあり、人類は、まもなく人型魔法機動兵器の量産化に成功した。



最初に製作に成功した量産機は三機。



自衛隊の中から特別に選ばれた精鋭たちは、


魔法力もないまま、その機体の訓練を開始した。



なぜなら、超戦士でもない彼らに魔法力をつけるのは危険だと


ユキが判断したからだ。




そして、魔法力を持ち合わせているはずの超戦士が


量産機のパイロットにえらばれなかったのは、


いままで、もともと民間人であった超戦士たちは


超能力や魔法にたよって戦ってきたため、


特殊な訓練の必要な人型機動兵器の乗員になることは


想定外だったからだ。



ただ、いままで、特殊能力の、いちばん低かったミライが、

その能力の限界を感じ、自ら、人型機動兵器のテストパイロット候補にのぼり

コンピュータシミュレーションの訓練を積んできていたため、

彼女だけは、超能力戦士でありながら、

人型機動兵器の操作を理解していたのは、

良い方向に転んだ結果になったわけだ。




今まで、魔法の力を持つ兵器を全くといっていいほど

開発できなかった人類はゼイラムを研究したが、

その結果わかったことは少なく、そのため製作できた

量産機は結局、人類の独自に開発してきていた人型ロボット兵器に

魔法力をユキの力によって付与し、

動力エネルギー系統は魔法と燃料型のハイブリッド、

駆動形式は機械式。

兵器系統はこれまでの通常兵器という、


神の奇跡と超戦士ミライの覚醒との融合よって誕生した

ゼイラムと比べると、

かなり劣ったものしかできなかったのであった。




ただ、量産機のテスト訓練中に起きた事故がきっかけで、

超戦士たちの技である円天防御魔法が

量産機でも偶然にもだが発動できたことは大きな収穫であった。






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