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生きるのが楽しい?


暖かくなってきました。



今年の夏も暑いのでしょうか?




暑くなると気分が悪くなって何もできません。






寒いと眠くなって何もできません。




結局のところ、春先と秋口くらいしか


出歩けないです。





精神疾患というのは様々な容態があるようなのですが



わたしの場合は、

眠くなる、疲れやすい、頭が痛くなる

眠れなくなる、頭を使うことが苦手、

疲れやすいので非常に面倒くさがり、

出かけるのがおっくうになる、

かたずけられない、捨てられない、お金の無駄遣い、

人間関係がうまくいかない。

テレビやラジオに出てる人

が自分に話しかけているように感じる。

上手なウソがつけない。


などがすぐに思い当たります。




要するに、”生きるのがつらい”



といったら、わかるでしょうか?




生きるのがつらいのは、


お前だけじゃないぞ。と思う人が


多いのか少ないのか?



日本は自殺者が多いそうですが、


みんなはどうなんでしょうか?





とりあえず、お金の心配がなくなれば


自殺する人も少しは減るのではないか


と思うのですが。




お金がなくて困ってる人は

市役所や町役場の生活福祉課が

相談に乗ってくれるところです。



お金を貸してくれるわけではないですが

何かしら手助けしてくれるはずです。



気の治療費で困ってる人も

相談してみてはどうでしょうか?







自分のしたいこと、

自分のできることを見つけるのが

大事じゃないかと思います。




そして、それらのことがダメになった時に


そなえることも必要なのかもしれません。




死ぬのは相当、苦しいと思うのですが


それ以上に苦しいことって何でしょうか?



大事な人が亡くなった時でしょうか?




その人のかわりは、いないかもしれませんが

その人のかわりを見つけることも

必要かもしれません。



見つからない時はどうするか?



どうすればいいのでしょうか?



生きてみなければ、答えはみつからない?


死んだほうがマシ?


どう思いますか?



まあ、今のボクは早く死にたいというのが本音です。


生きるのがツライなぁ。何でだろう?


でも、自殺はないなぁ。


何か楽しいこと探したら良いのかな?






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からっぽの空


みつからない?







みつからない?













…………………。



…………………。





…………………。





ボクの見上げるは、いつもからっぽだ。





そこに何もない。




月も星も太陽も。






だからボクは、いつもうつ向いている。




そこにも何もないのだけれど。





………………………。



…………………。


ボクが、ものごころついた時には、




既に両親は離婚していて



父親はいなかった。





母に父のことをきくと、いつも



決まって、話したくないといわれた。







話したくもないと言われてしまうような男が



自分の父親だと思うと、何だかやり切れなかった。





そんな男にだけは、なりたくない。と



ボクはいつも思うのだった。





クラスメイトの中にはクズみたいな連中も何人かいた。




いつも暴力をふるうヤツ。



勉強も運動もまるっきしダメなヤツ。



女のケツばかり追いかけまわすヤツ。





ボクは、やつらとは違う。絶対に違う。


そう思っていた。





ある日、となりの席のミサキがきいてきた。




「あのさ、ユタカの夢って何?」



………夢?





夢………。ボクは、…………………。



ボクは……………………。



何がしたいんだろう?





からっぽだった。



ボクが最低だと思っていた、


そんな連中だって夢くらい持ってる。




でも、ボクは何にもない。からっぽだった。



「オ、オレはいいからサ。ミサキの夢は何だよ?」




「あ、あたし?あたしはねえ。



 普通にお嫁さん。


 好きな人のお嫁さんになる。」




そう言った、ミサキは笑顔だった。



「ユタカは?ユタカの夢も教えてよ。」



「オ、オレの夢は…………………。


 ナイショだよ。ナイショ。」



「なんだ。つまんないの。」





そう。オレは自分が


つまらないヤツだって気づいた。



まわりの連中はとっくに


気づいてたことなんだろうな。


…………………。






その次の日曜日。




ボクは母さんにきいてみた。



「ねえ。母さんの夢はなんだった?」




「え?母さんの夢?



 そうねえ。若いころは


 好きな人といっしょになって


 子供が出来て、家族と幸せに暮らすのが


 夢だったかな……………………。」




「父さんが、その夢を、


 こわしたんだ……………………。」




ボクは無性に悲しくなった。



小さいころに感じた、


やり切れなさが、また込み上げてきた。




「え?何でそんなこと言うの?」


母は不思議そうにたずねた。



「だって、いつも父さんのこと



 話したくないって。


 父さんのこと、もう思い出したくも


 ないんだろう?」




「え、あなた。お父さんのこと


 そんな風に思ってたの?


 …………………。


 ちがうの、そうじゃないのよ。」



「え。じゃあ、なんなんだよ?



 父さんのこと話してよ!」




「そうねえ。



 もう。いいかしら。


 ユタカも、もう大人だしね。」



そう言って母さんは、


ボクを美術館へ連れ出した。





母は二人分の入場料を払って



美術館に入ると、そこにある画を


見るともなしに、奥へすすんでいった。



ボクは、わけもわからずついていく。



ある女性の描かれた画の前で


母が立ち止まった。



「これ、わかる?」


母はそう言うと、そのを指さした。




のことなんてわかんないよ!


 オレが知りたいのは、父さんのことなんだから!」



オレは、思わず、静かな館内に響き渡る


大声を出してしまった。



「だから、これ。お父さんの描いたよ。」


「えええ!」



オレは思わず叫んだ。


親父は画家だったのか。



「も。もしかして、これ。


 母さん?」



「ええ、わたしがモデルになって


 父さんが描いたよ。」



 お父さんね、有名じゃなかったけど


 一応、プロの画家だったの。


 心臓が弱くてね。


 ハタチまで生きられないだろうって、


 言われててね。



 それでも、21まで生きた…………………。」




そう言って母さんはを浮かべた。



「ユタカもね。父さんと同じ病気なの。


 小さいころから激しい運動できなかったでしょ?


 あなたもハタチまで生きれるかどうかって、


 お医者さんが……………………。」



「ハタチまで生きれるかどうか………………。」




不思議と悲しくはなかった。



母が父のことを黙っていたわけが


やっとわかった。



母と父は嫌いになって別れたんじゃなかったんだ。



オレは、それがわかって嬉しかった。









…………………。




…………………。



…………………。





「オレの夢。話してやるよ。



 オレ、画家になりたい。


 有名にならなくてもいいから


 たくさん、絵を描きたい。」



「えーー。そうなんだ!


 ユタカ。絵、うまいもんね!


 きっと、画家になれるよ。」




そう言った、ミサキは笑顔だった。



オレも笑顔だったと思う。









残された時間は、わずかだけれど。



今のオレには、まったく焦りはなかった。










見上げる、からっぽのが今日はきれいだ。





THE END










坂口 有望

っぽのが僕はきらいだ」









みんな空の下


コウスケは、タイチのことが気に入らなかった。



タイチはからだも小さくて非力で


他の子どもたちにも、なめられていた。




からだも小さく、ちからでも勝てないタイチだったが


彼には、他の子たちにはない、何かがあった。




タイチはいつも笑顔を絶やさなかった。




タイチの笑顔を見ると、コウスケは


なぜだか劣等感を感じるのだった。




その笑顔がタイチの存在を際立たせ、


コウスケは、タイチにたいして


いらぬ嫉妬を感じる原因となっていた。






そこで、コウスケは他の子どもたちと結託して


タイチをいじめた。






タイチの靴を隠して、


困ったタイチが靴をさがして歩き回るのを


知らぬ顔をしてコウスケは


優越感にひたるのだった。




結局、靴は見つからず、タイチは上履き用の


シューズを土足で使い、それで帰った。




タイチの靴は、コウスケの手で


小学校のゴミ焼却炉の中に


投げ込まれて、そのまま燃やされてしまったのだった。





次の日、タイチは


新しく買ってもらった靴で登校したのだが


コウスケはそれが気に入らなかった。



靴が新しくなった理由は、彼がつくったのだが


それが、よけいに彼の虫の居所を


わるくしたのだった。




コウスケは今度は、タイチのカバンを隠した。



勉強用具が入っていたままのカバンを


隠されてしまったので、タイチは困った。



困ったタイチが担任の先生に、

カバンがなくなったことを告げると、


先生は、他の生徒に、タイチのカバンを知らないか?


ときいたが、誰も答えるものはいなかった。




担任の教諭は、嫌な予感がした。


カバンを隠した生徒がいるのではないか?



いじめっこたちは、先生の目の前で

タイチをいじめるようなことはしなかったが、


担任の教諭は、普段の様子から、

タイチがいじめられているのではないかと

うすうす感づいていたのだった。



だが、たしかな証拠もないので、


担任の先生はタイチの隣の女の子に

教科書をいっしょに見せてあげなさい、と

言っただけで、なくなったカバンのことは

それ以上はふれなかった。



タイチが隣の女の子と仲良く


教科書をいっしょに見ているのが


コウスケには、またもや気に入らなかった。



担任の先生は、タイチの父と母に手紙を書いた。



タイチのカバンがなくなったので、

しばらくは、かわりの手提げ袋で代用することを

許可するという内容だった。



タイチの母は、なんでカバンをなくしたのか?


とタイチに叱責したが


タイチは、自分は知らない。いつの間にか

なくなったんだ。と言うのだった。






タイチのカバンも、靴と同じく

コウスケの手で

焼却炉の中に放り込まれて


燃やされるところだったのだが


焼却炉を管理する公務員のおじさんが

異変に気づいて、カバンに名前が書いてあったため

タイチの担任の先生に届けられた。





カバンが焼却炉に投げ込まれていたことを


知らされた担任教諭は、

タイチがいじめにあっている。

それもかなり陰湿なたぐいのものだと、気づいた。



だが、誰がやったのか、

決定的な証拠がないままだったので

タイチにカバンを返したが

どこで見つかったかは教えなかった。




コウスケはカバンが無事に返ってきたのが


またまた、気に入らなかった。




焼きが回ったコウスケは、とうとう直接手を下した。


タイチの消しゴムを目の前で取り上げて奪ったのだ。



タイチは、返してよ。と訴えたが


コウスケは得意げにタイチの手が届かない頭上に


消しゴムを掲げて悦に入った。




タイチは、返してよ。返してよ。と


何度も訴えて、あきらめなかった。



そのうち始業のチャイムが鳴って先生が来た。



タイチが消しゴムを取られて困っているのを

見て、教諭は悟った。



カバンを隠したのはコウスケだ。



ずっとタイチをいじめていたのはコウスケだ。




担任の教諭はコウスケを叱責した。


「コウスケ!やめるんだ!!


 お前のしてることは最低だ!」



担任の先生が激怒してるのを見て


コウスケは思った。


俺のしてることは、いけないことだったんだ。




小学3年生のコウスケには、


いじめが最低な行為であることがわかっていなかった。



ただただ、本能の赴くままにタイチを

困らせようと行動していたのだった。




先生に延々と諭されてコウスケは思った。




先生はタイチの味方だ。


俺のしてたことは悪いことだったんだ。




先生は言った。


「コウスケ!タイチに謝れ!!」




コウスケは自分では、なぜだかわからないが


が出てきてとまらなかった。



「ごめんないさい。ごめんなさい。」




と、泣きながら謝るコウスケに、タイチは






「もう、いいよ。」


と、いつもの笑顔で答えた。



いつもは、虫図の走るはずの、その笑顔を見て



コウスケは、なぜだか、

救われたような気がしてならなかったのだった。





「みんなの頭上には等しくがある。


 どんな人の頭上にも等しくがある。」




担任の教諭はタイチとコウスケに、そう諭すのだった。











絢香

「みんなの下」





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